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【自己負担が1割に】発達障害通院前に絶対に知っておきたい!「自立支援医療制度」【申請編】

ADHD+ASD併発クローズ就労アラサー男性です。

 

先日、医療費の自己負担が1割になる「自立支援医療制度」についてサクッと紹介するつもりがそこそこの文量になった記事を投稿しましたが、今回はその続きで、僕が実際にどのようにして手続きをして受給に至ったかを今度こそサクッと書きます。

smartikidura.hatenablog.com

 

制度を知ったとき 〜医者は教えてくれたりくれなかったり〜

僕がこの制度を知ったのは、2,3回通院したあとでした。精神科に通院し始めたことを知り合いと話していたとき、唐突に、「自立支援なんとか〜・・・って、使ったら?うちの親、それで医療費安くなってた気がするよ」と。

 

なんじゃそりゃ聞いとらんぞ!?と憤慨してその双極性障害で通院中の親御さんにお話を聞いて、はじめて「自立支援医療制度」という名前を知りました。ちなみに親切なお医者さんだと診断降りた時点で教えてくれるらしい。

 

「お医者さんに言えば、申込みできると思うよ!」

 

とのアドバイスをいただき、いざ次の通院で相談してみることに。

 

医者に行って申請用の診断書を手に入れる。

私の通っている病院は、大きな駅の近くにあり、仕事の都合で土曜しか通えないことから、かなり混み合っていて1回1回の診療がかなり短くほぼ薬をもらいに行くだけのようなスピード感なので、2,3言葉を交わした後すぐ部屋から追い出されそうになるところを、ぐっとこらえて一言

「あの、自立支援医療制度って使えますか??」

 

「あぁ、使えますよ。診断書書きますね」

 

オメーなら最初から言ってくれよ!とブチ切れそうなのを抑えて、ひとまず第一関門クリア。いや、普段はお医者さんの質問に答えるか相槌を打つかしかないので、こう自分からなにかを聞くっていうのはすごい緊張したのですが、なんとか成し遂げました。

 

こうして申請に必要な診断書と、受付で説明などの書類をもらって終了。次は役場です。

 

役場で申請する。

聞いたこともしたこともない手続きなので、「本当に申請できるのか???」と疑心暗鬼になり、最寄りの役場へ事前に電話して申請の可否と持参物を聞いてみました。

 

電話が苦手な人は多いかと思いますが、というか僕も苦手なのですが、重い腰を上げて役場へ赴いた挙げ句必要なものが足りずに出直すなんてことになったら更に動けなくなっちゃいますので、頑張って電話した方がいいです。

必要なものは、

  • 診断書
  • 身分証明書
  • 保険証
  • 通院している病院と、処方箋をもらっている薬局の住所がわかるもの(ネットで調べればすむことですが、慣れない手続きなのでパニクらないように用意しておくと吉。)

ということがわかりましたので、揃えて役場へ。

 

役場、正直苦手です。普段行かないですし、お店ではないので、お客さんヅラしてなんでもホイホイ案内されるのを待ってては何も進みませんから、頑張って声をかけて手続きを進めます。

 

とりあえず、「自立支援医療制度の申込みに来ました」といえば、分かる人が案内に来て、その人の言う通りに書類書いたりしていけば進みます。(僕の場合は小さな役場で、あまり申請に来る人が多くないのか、2,3人ガヤガヤあれでもないこうでもないみたいに相談しながら進めていました。)

 

申請完了!!

5月某日、無事役場での申請が完了しました!やれやれだぜ。これで一段落・・・とはいかず、ここがようやく折返し地点です。

 

申請してすぐ制度が利用ができるのかどうかというと、、まず自立支援医療制度利用者の証となる「受給者証」なるものが手に入るのに、なんと3,4ヶ月かかります自治体によって差はあるかもしれません)

 

では、そこまで待たねば医療費軽減を受けられないのかというとそうでもなくて、実は「申請した日〜受給者証が届くまで」の分も安くなります。

 

受給者証が届くまで、領収書を大切に持っていられればな!!!!

 

すなわち、「受給者証が届いた際に、軽減対象期間の領収証と引き換えに返金を受ける」という形で軽減されることとなります。

 

「書類を保管しておく」

発達障害者の皆さん、これが僕らにとってどれだけ困難なことか、わかりますね?強大な敵です。絶対に十分な対策を持って対抗しなければなりません!

 

領収証を保管するための手段を確保する。

すぐさま僕は行動に移しました。いや、行動に移そうと思いたちはしましたが実際に対策を打ったのは1ヶ月位経った気がしますが。

僕は100均でバインダーとリングファイルを購入し、医療費関係の書類をすべてブチ込みました。

 

A5 カラーバインダー くすみカラーjp.daisonet.com

 

A5 20リングファイル (半透明)jp.daisonet.com

ものをなくさない鉄則は、「居場所を作って定位置保存」です。

また、通院した後書類をしまうのがなるべく面倒くさくならないよう、すぐ取り出せる位置(普段長い時間いる場所)に置いておきました。

 

このおかげで、僕は受給者証が届くまで無事領収証を保管しておくことができました。

 

いざ受給

8月某日、通院先へ受給者証が届きました。

事前に連絡などもなく、ある日通院してお会計をしようとしたところで「先日申請した自立支援医療制度の受給者証が届いてますので〜」で初めて知ります。

なので、前項で用意した「領収証を保管しているファイル」等は、念のため「毎回持参して通院」しましょう。ま〜〜〜た高難度ミッションが始まったんだが???事実1回忘れましたし。あぶないあぶない

 

 

こうして以前の記事に書いた通り約8000円ほどの返金を受けることができました!イヤッホー!最高だぜ!

smartikidura.hatenablog.com

 

今後

こうして晴れて「自立支援医療制度」受給マンデビューしたわけですが、この時に手に入れた「受給者証」と「自立支援医療・自己負担上限額管理票」なるものを病院・薬局に毎回持っていかなければなりません。馬鹿野郎忘れるに決まってるだろ!

 

なので、先程のファイルは「通院時絶対に持っていくものファイル」として、これらもまとめて入れてしまいましょう。

謎の鳥のカードは、コンサータを服薬せし者の証です。これがないと処方してもらえない

 

さあて、これにて一件落着、いやはや、これでもうこれから医療費負担が1割になるとは、何かと出費がかさみがちな発達障害者にはありがたい話で・・・ん?????

 

 

ギャーーーー!!?!?!2年後に更新!!?!?!?!?

 

自立支援医療制度【更新編】令和6年投稿予定!

それまでにこのブログ、存続しててくれよな!!!